夫の退職間近に老後破綻の可能性に気づいた50代専業主婦

50代専業主婦の私がお金に関して心配し始めたきっかけ

我が家は夫が家計を握っており、私が毎月お小遣いをもらうスタイル。結婚当初にそのスタイルで行きたいと言われ、特に異論はありませんでした。私が食費など生活必需品の買い物をする時は、基本クレジットカードの家族カードで支払い、というスタイルを続けており、恥ずかしながら家計管理もせず、お金に関してきちんと向き合ってこなかったです。(たまに使いすぎと指摘されたことはあった)

晩婚夫婦の我が家、数年前に何気なく、「娘の大学費用は準備できてるんだよね?」と聞いたら、「奨学金借りればいいでしょ」と返事が来た時にはひっくり返りそうになりました。え??そんな気軽に言う?娘に借金背負わせる???と。この時点で退職まであと5年。

私は猛反対。「奨学金(という名の借金)を軽く考えすぎている、大学費用は親が準備すべきだ!!!」と。私は短大卒ですが親に出してもらっているし、自分がしてもらったことくらい子供にもしてあげたいというのが普通の親では??夫も専門学校費用を出してもらっていたはずなんだけどな、中退したらしいけど。

話し合いが遅すぎました。私ものんびり構えすぎていましたが、まさか夫がそんな考えだったとは。一人娘なのに…まじか…。どうするの?と聞いたら、「なんとかするしかないでしょ」という返事。実際どうする気なんだろ?あんまりつっこむと喧嘩になりそうなのでやめました。ここから私のお金に対する本気の心配が始まります。

のんびりしすぎた30代~50代前半

夫はごく一般的なお給料、いや、近所での井戸端会議から推測するに、ちょい低いなとは思っていました。改めて調べると、日本の50代後半男性の平均年収は712万円だそうです(国税庁調べ)。我が家は額面年収650万円ちょいくらい。ちゃんと低めだわ!50代前半ぐらいは確か700万円に届いていたのですが、残業禁止でガクッと減ったのです。でも、子供一人だし、自分もそんな贅沢な性質ではないし、大丈夫だろうとたかをくくっていました。

この大学費用の一件で、自分がお金に関して無頓着すぎたことに気が付きました(遅い)。そして夫に家計を任せていたのではまずいと思い始めました。(遅すぎる)

やばい状況に気づいてからの生活の変化

きままなお出かけ(電車を使ってちょっと遠くに気晴らし)、ママ友とランチ、時には飲み会、一人ランチやスタバコーヒーなどは、この「大学費用貯めてなった事件」が発覚してから、ピタッと控えるようになりました。ほんと我ながら遅いし、そんな状況じゃないのに専業主婦をエンジョイしすぎました~💦節約すべきと気づいてからは、たまにあるお誘いを、どう断ろうかという志向になりました(;’∀’)

夫の退職金がやばいことに気づいて急にお金の勉強を始める

この大学費用の件と前後して、夫の「企業型確定拠出年金」が運用しないまま貯金してるだけの状態だったことにも気付いたのです(詳しくはこちら)。なぜ気づいたかと言うと、世間が積み立てNISAという言葉でにぎわい始めたから。情報にせかされて、うちも始めた方がいいのでは?と夫に言うと、「うちは退職金を自分で運用するタイプだから積み立てNISAやってるのと同じようなもん」という返事がきました。私はこの時点ではその意味が全く分からず。(要は「投資利益が非課税」てだけのことでしたが、それさえ良く分かってなかった)

その時点の拠出年金額が300万円台。待てよ、普通サラリーマンてごっそり退職金をもらえるよね、2000万とか少なくても1000万?うちはこの企業型確定拠出年金が退職金にあたるもの。ってことは、このままじゃ退職金400万円くらい??え?余裕で破綻!!!年金だけで暮らせるのか??老後2000万円必要て噂だけど???

さあ、いかに我が家の経済状況が脆弱か、これでお分かりでしょうか。大学資金は貯めておらず、老後の資金も無頓着。2025年時点で夫57歳、私54歳。かなり手遅れ感は否めませんが、ここからどうサバイバルするか、このブログに記録していこうと思います。

コメント