【要注意】定年退職後の住民税支払いの衝撃に備えよう

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定年退職後、同じ会社で再雇用される方は多いと思います。そして、ガクッとお給料が減りますよね(´;ω;`)。我が家の場合、平均月収の手取り40万が20万になるそうな。半額なり~!やっていけるのかな。そしてそこに追い打ちをかけるのが住民税の徴収です。

夫がよく飲みに行く会社の先輩で再雇用で勤務の方が、退職後の住民税がきつかったー!!よく乗り切ったわ、と話していたそうな。心配なので、どのように徴収されるのか調べました。

✅退職月による住民税の徴収方法

退職月徴収方法特徴
1月〜5月一括徴収される(特別徴収)その年度分の住民税が全額確定済みのため、最後の給与・退職金から一括天引きされることが多い
6月〜12月普通徴収に切り替え年度の住民税がまだ始まったばかり。退職後に納付書が送られてきて自分で支払う(年4回など)

🔁なぜこうなるの?

● 住民税の仕組み

  • 今年の6月~来年5月までの住民税は「前年の所得」に基づいて決定
  • 毎年6月に決定 → 翌年5月まで毎月給与から天引き(特別徴収)
    (会社側でその人の住民税年額を12分割して天引きしている)

🟨1月~5月に退職した場合(=年度の終わりごろ)

  • その年の住民税(=前年の収入に基づくもの)はすでに確定
  • 退職後に徴収できなくなる前に、会社が最後の給与・退職金から“残額を一括で”徴収する

💬「退職月の給与がやけに少ない…」→このケースが多い!

🟩6月~12月に退職した場合(=年度のはじめごろ)

  • 退職時点ではまだその年の住民税が少ししか徴収されていない
  • 会社での特別徴収ができなくなるため、普通徴収に切り替え
  • 自宅に納付書が送られ、年4回などで分割納付

💬「退職後、役所から住民税の支払い通知が届いた」→このケースが該当!

住民税の「普通徴収」スケジュール

納付月金額(目安)
6月約1/4
8月約1/4
10月約1/4
1月約1/4

✅注意点と対策

項目解説
🔹 退職時に確認すべきこと住民税が残っているか/一括か分割かを必ず会社に確認する
🔹 一括徴収が厳しいとき市区町村に相談すれば“普通徴収へ切替申請”が可能な場合もあり
🔹 普通徴収の納め忘れ延滞金が発生するので、納付書が届いたら忘れずに対応!

我が家の定年退職後の住民税額(予定)

夫の会社は生まれ月で退職となるようで、夫は9月で定年退職となり、普通徴収に切り替わるので、役所から通知書が来て、分割で支払うパターンです。

我が家の2025年度の住民税年額は19万6000円です。お給料は退職まで変わらない予定なので、退職の年もこの額と変わらないと思います(ふるさと納税して控除済みの額です!)。

6月~9月の勤務で、19万6000円÷12ヵ月×4か月分=6万5333円は支払い済み。

→退職後の住民税残高は13万666円。

これを普通徴収の支払いスケジュールに合わせると、10月と1月で2分割して支払うので、1回分は、13万666円÷2=6万5333円となる計算です。

額が分かったのでなんだかすっきりしました!高いんですけどね(;’∀’)。前もって準備するしかありません。ふるさと納税してやっとこの額なので、退職前のふるさと納税は忘れるべからずです!

住民税の減免制度について

住民税、もっと安くする方法はないのか?と思い調べましたが、そんな甘くはないみたいです。各自治体で用意している減免制度を利用しよう!なんていうタイトルのYoutubeも見ましたが、離職理由が会社都合だったり(もちろん定年退職は含まれず)、健康上の理由、パワハラに合ったなどの特別な理由が必要でした。

しかも、、、会社都合でも減免にならなかったというコメントも見られ、なかなか認められづらいようですね。

ただ、自治体によってばらつきがあるようなので、なにか特別な理由がある方は、一応問い合わせてみるのはありですね。

参考動画:住民税は払えなかったら払わなくていい!退職、失業、病気療養、倒産、廃業(税理士KOBAYASHIちゃんねる)

また、医療費が多くかかった場合などは、面倒がらずに確定申告して、控除額を増やして住民税の額を下げるという方法もあります。

参考動画:【有料級】やらないと100%損します!住民税が大幅に減る裏技を紹介します!(脱・税理士スガワラくん)

定年退職前年のふるさと納税は大切

誰でも確実に簡単にできる住民税対策は、やはり「ふるさと納税」ですね。退職後の支払いを減らすためにマストで利用したい制度です。住民税を前払いするのと同じなので、トータルで税額を減らせるわけではないですが、返礼品を生活必需品にして生活費を下げるという考えで我が家は利用しています。去年はお米、箱ティッシュでした。今年はトイレットペーパー、夫の必需品のビールなどを考えています。(保管場所の確保が必要なのが難点です)

まとめ

一括徴収はきついだろうなー!最後のお給料からごそっと持っていかれるとは(;’∀’)。年の前半に退職予定の方は、事前に把握しておかないと、その後の資金計画に響きそうなのでご注意ください!どちらにせよ、住民税が「いったいいくらをどの時点で引かれるのか」を理解しておいて、退職時の衝撃を減らしましょう!!

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